コーチング(Coaching)というと、コンサルティングや人生相談のようなものと間違えられる傾向にありますが、実際にはかなり異なる内容となっております。
またコーチングが広まり一般的になってきたと同時に、本来コーチングでないものを<コーチング>として扱う団体や講師も現れてきました。その結果、あまり効果的でないメソッドも世の中に氾濫しているのが現状です。
ルータイスの流れをくむ本流のコーチングは、苫米地式コーチングのみとなっており、この認定コーチの肩書きがあるかどうかが本物を見分ける一つの目安になります。
苫米地式コーチングには以下の特徴があります
- 現状を大きく超えた、高い所にゴールを設定する
ここが現在の変革<改善>に重きをおき、近い未来への具体的アドバイスをするコンサルティングとの大きな違いになります。
また人生相談や占いなどはクライアントの現状の悩みに付き合う内容であり、決して未来志向とは言えませんので、全く異なる分野になります。
ところでゴールは自分で決めるところに意味がありますが、ゴール設定はなかなか一人ではできません。何故ならば、【今のあなたの視点は、過去と現在の自分自身】だから。
その視点を変えるには、外側からのアプローチが必要になってきます。
つまりコーチが付くことにより、<本当にやりたい未来>が初めて見えてくるものなのです。 - エフィカシーを高める
本人が「できる」と思えばできるようになりますし、「できない」と思い込んでいたら、いつまで経ってもできません。
コーチングではあらゆる心理メソッドを用いますので、「あなたのできる」という自覚と自信は自ずと引き出されていきます。 - ルータイスが用いていた正しいアファメーションやビジュアライゼーション等のテクニックにより、理想の未来を引き寄せます。
- スコトーマを外す
人には必ず心理的盲点があります。これを専門用語で「スコトーマ」といいますが、自分の盲点は自分では見えません。盲点がある限り、見えない世界が存在し続けることになり、本当のゴールが見えにくくなっている、一番の原因となっています。
スコトーマを外すアプローチ、ここにコーチが介在する大きな意味があります。 - クライアントの抽象度を上げる
認定コーチは心の抽象度を上げるトレーニングを徹底して訓練されています。
抽象度の高いコーチとの時間・空間の共有は、多くの変革を引き起こします。
コーチングとの出会いと認定コーチ
私は2010年に<コーチング>に出会いました。もっと前から名称自体は知っていましたが、深く学び始めたのはこの頃からです。
そして苫米地英人博士のパーソナル・セッションを直接受講する機会にも恵まれ、<苫米地式コーチング認定コーチ>の肩書を得るに至りました。
コーチングに関して私が一番感銘を受けたことは、<科学的根拠がある>ということ。
認知心理学や機能脳科学に基づく内容なので信頼性は確かです。
(ルータイスが40年かけて作り上げてきたものの上に、苫米地博士の科学的検証が加わっているので間違いのない体系と言えます)
その一方で苫米地式コーチングの効果は奇跡的な出来事やスピリチュアル現象のような不思議な形で現れることも多いです。
これが人間に本来備わっている、無限の力や宇宙の神秘なのでしょう。