お金と地位は最終ゴールにはならない~コーチングの誤ったゴール設定とは

お金と地位は最終ゴールにはならない コーチング

コーチングで一番重要な項目は【ゴール設定】ですね。

これは当たり前のことで、目的地のない人生は迷いを生みます。
進むべき方向性が見えなければ、どこへ行けばいいかも分からず、結果としてその準備すらできません。

目標があるからこそ、そのための明確な準備に入れるわけです。

例えば、美容師になろうと思うからこそ、美容師学校に通って腕を磨き、業界の事を勉強するのです。
さらに一流の美容師になろうと思えば、地元の美容院に就職するのではなく、青山や表参道の有名店にアプローチしたり、カリスマ美容師の元で修業を積んだりするわけですね。

だから「何がいいか分からない」「ゴールをどうすればいいか見えてこない」という状況はいち早く打破すべき問題でもあります。

お金と地位は人生のゴールから外すこと

ゴールには大きく分けて二つあります。

  1. 人生のゴール
  2. サブゴール

<人生のゴール>は【現状の外側】にあるとてつもなく大きなものにします。今の実力では到底できない、しかし達成できたらこの上なく幸せなこと。今はやり方は見えない、しかし理想の究極の終着駅であること。

これは自分の幸せであると同時に、社会にとってもいい利他的なものであることが望ましいです。

そして<サブゴール>はバランスホイールに組み込まれる、日常のあらゆる場面の身近な目標になります。

人生のゴールは「これが達成できれば明日死んでもいい」と思えるかも重要なポイントです。自分の人生そのものの象徴でしょうか。

注意点としては、「資産10億円を達成」「年収5000万円」「●●会社の社長就任」など、財政や地位はゴールにはならない、ということを知っておいてください。

お金や地位はあくまでもツールでしかないからです。

お金=幸せという考えは捨てること。もちろんお金はあった方がいいです。少ないより多い方がいいし、多いより、相当多い方がさらにいいです(笑)

しかし重要なのは、

  1. そのお金で何をするのか?
  2. その地位を利用して何をしたいのか?

です。

大きなゴールであればあるほど、社会的地位や資金力も必要になってきます。よって本物のゴールは「お金や地位」のその先にあるのです。

逆に言えば、大きな利他的なゴールがあるからこそ、必要な資金や地位も手に入る、と言えるでしょう。

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