Q: コーチングを受けたいので、コーチを検索中です。苫米地式コーチング認定コーチなら誰でも同じですか?
A: もちろん違います。同じトレーニングを受けていても、いろいろと差といいますが、個性があります。
認定コーチでもそれぞれに特徴があり、得意分野も異なります。
- 年齢
- 性別
- 婚姻の有無
- アカデミック・バックグラウンド(学歴、留学経験、等)
- 社会経験(現役サラリーマン・コーチ、コーチ専業、会社経営者、主婦コーチ)
- 過去の経験(教育分野、医療、金融、事業経営、スポーツ、公務員)
ちょっと上げただけでも、皆それぞれに違った人生を歩んできています。一人で全ての経験を積んでいるわけではありませんので、そこに特徴が表れると言えますね。
私もコーチングの仲間からスポーツ・コーチングに関する質問を受けることが多々あります。
私はマスターズ陸上の選手もやっていますので、コーチングのパフォーマンスに及ぼす影響力に関して、自分で検証しています。いろいろと参考になるのでしょう。
また私は独立起業しておりますので、会社経営や一からの起業、売上アップ・投資等の成功に関するもの、また対アスリートはとても得意としております。さらにはヨガ、気功、アーユルヴェーダもやってきましたので、健康や病気治しに関しても知識はあります。
どの分野のメンターにもなり得るのがコーチング
それぞれに特徴や得意分野がある一方で、苫米地式コーチング認定コーチはどの対象に於いても成果を出すことができます。
それは、コーチングは専門的な知識を教えるものではなく、マインド(心と脳)の使い方を教えるものだからです。
心と脳の使い方はパフォーマンスを大きく左右しますので、ジャンルを問わず応用が可能となります。
つまり、マインドの法則を理解できれば、あらゆる分野での成功が可能になる、ということですね。
例えば
- スポーツでの成績向上のためにコーチングを受けたが、その後ビジネスでも成功できた。
- 独立のためにコーチングを受けたが、家庭も良くなった。
- 恋愛での悩みがあったが、素晴らしい恋愛ができただけでなく、趣味の副業で成功し、お金持ちにもなった。
等のことが起こりえます。
だから恋愛・家庭・子育てが得意なコーチでも、アスリートのコーチングもできるのです。ルータイスが自分ではやったこともないNHLアイスホッケーのリーグ最下位のチームを優勝させたのは有名な話しですよね。
よって、「コーチそれぞれに得意分野はあるが、全ての問題に対処が可能であり、あらゆるジャンルを受け持つことができる。」ということになります。
では、「どの認定コーチに受けても同じじゃないですか?」という声が聞こえてきそうですが、これに関しては「違う」というのが本音ですね。
確かにコーチはあらゆる分野に対応できます。じゃあどこが違うのかと言えば、「レベルが違う」のです。
抽象度の高いコーチが一流
同じトレーニングを受け、同じ認定書を持っていても、レベルが異なります。
例えば、学校で同じ事を習っても、成績に違いが出ます。スポーツでもそうです。だから学生や選手の成績が違うように、同じ訓練を受けたコーチにもレベルの差は当然あると思ってください。
では、その差はどこで測ることができるのか?
それが「抽象度」と「実績」です。
抽象度は目に見えませんので、見た目では判断できません。でもそれを測ることができるのが「実績」と言えます。
抽象度の高い人は、物事を俯瞰して見ることができるので、ポイントや本質を捉えることが上手です。だから確実に効率よく実績を出すことができる。
それぞれ経験や特徴が違うのは問題ではありませんが、要は「自分の分野でトップクラスの実績を出して来たかが重要」であると思って下さい。
普通にサラリーマンをやっている副業コーチと会社経営で実際に成功しているコーチとでは、大きな差が出るのは誰にでも分かります。少々料金が高くてもほとんどの人は後者を選ぶはずです。
優れたコーチはセルフコーチングも高次元でマスターしていますので、自分自身も成功してしまうのです。
そこが良いコーチを選ぶ一番のポイントと言えるのではないでしょうか。