セルフトークをもっと細かく分かりやすくすると、それは「3人のお友達があなたの中に住んでいる」と捉えるのがいいでしょう。
その3人とは、
- ポジティブな友達
- 同じレベルの仲良し
- ネガティブな友達
これらの友達はあなたにとって最も誰よりも身近な存在です。24時間365日、家族よりも恋人よりも仕事仲間よりもずっと長いこと、ひと時も離れずに一緒にいるのですから。
この3人との関わりが、あなたの運勢に強い影響を及ぼしていることは言うまでもありません。
誰と話すかで決まる運命
自身のブリーフシステムは親や学校の先生、先輩や自分の周りにいる影響力の強い人達や環境によって形成されてきたことは、コーチングを学んでいる人にはよく知られていますが、同時に自分の中でずっと行われ続けてきた独り言(セルフトーク)によっても、常に刷り込みが行われています。
結局は周りの人から受けた影響を、さらに自分の中で繰り返し反復することにより、完全に自己イメージ化するわけです。
これは学校での勉強と同じですね。
教室で習ったことを家に帰ってからも復習すれば、より理解が深まります。スポーツでも同じで、気付いたことや受けたアドバイスをしっかりと自分のものにするには、反復練習が必要です。
人生についても同じで、周りから受けた影響をそのまま受け流せば一時的な影響で終わるのですが、何度もセルフトークで繰り返すと、やがてそれらが自分自身の性格の一部となってしまいます。
良い影響なら大歓迎ですが、悪い影響なら運勢の欠点が増えていくことになります。
常にセルフトークを監視する
冒頭で申し上げた3人の友達が誰の中にも住んでいます。
これが現実の場合、悪い友達をなるべく避けて良い友達を選んでいると思いますが、何故かほとんどの人は、自分の中の友達は選んでいないようです。
それはセルフトークそのものが無意識に行われているからです。これに気付くのがまず第一。
認識に上げたものは、コントロールできます。無意識だからこそ、今までネガティブな友達と話をしてしまっていたのです。
よって今後は、頭の中で流れている会話に意識を向けてみてください。その時にあなたが話している相手が誰なのか?を客観的に観察してみるのです。
意外と良くない友達と、いつの間にか話していることに気付いたりすることでしょう。
その時は一旦会話を止めて、反対側にいるポジティブな友達と未来についての会話をするようにすると良いでしょう。