前回はセルフトークのマネジメントについて書きましたが、セルフトークは外部環境にも大きく影響を受けます。
天候・電車や道路などの交通事情・社内の雰囲気・人間関係など外部の状況と自分の理想的な環境とのギャップにより、心の底から様々な感情と自己対話が生まれるものです。
コントロールできないものは放っておく
天候は人間の力ではどうしようもありません。また渋滞など交通事情も同じです。
大切な約束時間に間に合わない等、焦る状況はよくありますが、ここで出てくるセルフトークはネガティブなものがほとんどです。気分は苛立ち、どうでもいい事にまで腹が立ってくる笑。
しかしどんなにイラついても、余計に判断力は鈍りますので物事は悪くなるだけで改善はしません。それならば、そんな環境に自分の心を支配されるのではなく、「自分がコントロールできる問題かどうか」で判断し、できない環境に対しては、放っておくのが一番と言えます。
困難な状況でも常に冷静を保てるのがメンタルの強い人です。そこを目指しましょう。
誰と付き合うかは自分で決める
おそらく一番心を揺さぶられるのが人間関係ではないでしょうか?さらに良い人からの影響よりも、気に食わない人の言動に、どうしても目が行ってしまう。
これも仕方のないことですが、天候や渋滞よりもコントロールはしやすいはずです。人間関係の取捨選択の権限が自分にあるからです。
もちろん共同作業に関わる場合など、完全に関係を断てないケースもありますが、その密度はコントロール可能なはずです。密度を薄めることにより心を開放することは出来るのです。その薄めた分だけ、自力のセルフトークで挽回してよしとしてみましょう。
何を心にインストールするかは自分しだい
良い事、悪い事、あらゆる出来事が日々自分の周りで起きます。
その中でどれを心に深く刻むかで人生の方向性も変わってきます。人生はインストールの連続です。悪いエネルギーがインストールされてしまうと新たな負の記憶が出来てしまいます。
常に自分の心の状態をモニタリングし、悪い情報は密度を薄めるようにしましょう。何を受け入れるかを自分でコントロールできるようにすれば、理想の人生を開きやすくなります。