ゴール設定と同時に大切なこと、それが「エフィカシーを高める」ということ。
ゴールの設定とエフィカシーを高く持つことはワンセットと言えます。つまりエフィカシーを高めることがゴールへの到達へと導くのです。
エフィカシーとは
エフィカシーはコーチング用語ですが、「私にはこういう価値がある」、「自分にはこういうことができる」というゴール達成能力に対する自己評価のことを言います。
「自分にはできないな」、「ちょっと難しいかも」と考えていたら目標には近づけませんよね?
目標に対して完全に弱い立場にいて、押しつぶされている状況ですから、ゴール達成は程遠いと言えます。
もちろんゴールの世界は大きく持つのですから、できるかどうかは本当は未知数です。達成するまでは誰にも結果は読めない。
しかし「できるに違いない。自分にはそういう力が備わっているし、学んで成長すればいずれ近づくことができる」
だからやる。
偉業を成し遂げた成功者たちは、みんな高いエフィカシーの持ち主です。
周りは大きな夢を掲げる人を内心笑っているかもしれません。
「そんなことはできっこないよ」と。そして結果を見せつけられた後に思うのです。「凄いね!やっぱりあの人は何かが違う」
- 高い目標を掲げ、周りが何と言おうとやり続ける。「だって私にはできると思うから」
- 「自分にはできっこないし、才能もない。できる人は何かを元々持っている」
思考の水準を引き上げる
上記の二つの考え方、これは人生の全ての場面で現れます。上はポジティブ思考、下はネガティブ思考。
あらゆる面において、その考え方が基準となり、何かをやる度にその思考とともに事を起こすのですから、人生に差が出るのは明白です。全ての行動と結果は、やる前の思考の段階で決着がついているとも言えます。
将来の結果なんて誰にも分かりません。
しかし「やるかやならないか」、「できると思うか、できないと思うか」思考の水準値をどこに設定するかで、結果は大きく変わってくる。
過去は一切関係ない~エフィカシーの位置関係
ネガティブに陥り、エフィカシーが低くなった原因は過去にあります。
過去の失敗、周りからの反応「あなたには難しい」、「そんなことはできっこないよ」、「現実的になれよ」もっともらしい言い分が自分のネガティブ思考を作り上げてきた。
でもそれは過去のことであり、今のあなたが既に終わった過去から影響を受ける必要性はありません。
過去を引きずるから、過去がついてくる。だったら視点を未来に置けば、過去は消え失せます。人の視点というものは常に一方向を向くからです。
未来のより大きな幸せに視点を固定すれば、それを基準とした思考に変わります。
思考の水準が高くなれば、「できるんじゃないかな」という自信も沸いてくるものです。その上で行動し、日々の思考そのものが上がれば、結果も変わってくる。全ての発信地は思考の基準値なのです。
エフィカシーを高めるために
- 未来を向く
- 素晴らしい未来のことを考える
- 言葉と思考に変化が訪れ、エフィカシーが高まり始める