人はどうしても安楽な方へ流れる傾向があります。
また「楽して成功したい」とも考えてしまいます。
コーチングを受けても、成功法則を学んでも、最短でうまくいく事を心の中で願っているものです。
もちろんある程度は、成功するための理論を学べばうまくいくことでしょう。
問題はその後です。
自分が変わると世界も変わる
人生の成功者への道を進み始めると、必ず負担を感じるようになります。
しかしこれはある意味、当たり前のことが起きているに過ぎません。
<成功者への道を歩む>ということは、「今までにない経験を積む」ということ。同時に「今までの自分の思考パターンを変える必要もある」ということも知っておかなければいけません。
自分の性格も考え方も、生活パターンも何も変わらず、負担も増えずに、お金と名声だけが高まるなんて、都合の良いことは起こりません。
自分が変わるからこそ、変化する環境に適応できるのです。
その結果外部環境も変わる。
これが<成功する>ということですね。
成功と失敗はセットでやってくる
ウォルトディズニーが「成功するまでに7回も破産した」というのは有名な話です。
ここで大切なポイントは、「七転び八起き」を実際にやり遂げた、強い信念です。
普通の人は、1度の失敗で諦めてしまいます。2~3回も失敗すれば、自分の能力を疑い「やっぱりだめだ」と二度と立ち上がらないでしょう。
これが<凡人のまま終わる人>の特徴です。
成功者はどこまでも自分を信じ、またどんなに逆境に立たされても、その一つ一つを経験として吸収し、最終的には失敗のしようがない状態までやり続けます。
何かの試験でもそうですよね。最初は出題傾向も難易度も分からないので、落ちる確率も高い。しかし次回からはいろいろと対策しますので、受かる確率も高まる。諦めなければ、いずれ必ず合格できるでしょう。
この成功を支えるのは、強い信念に他なりません。
成功者になるための要素
上記の例でも分かる通り、成功者になるためにはいくつかの要素に注目し、実際に行動することが大切と言えます。
- 自分の能力を信じる強い信念
- 物事を最後までやり遂げる粘り強さ
- 自分の価値観を必要に応じて変えていく、心と思考の柔軟さ
要するに、心と思考の<柔と剛>の両方が必要ということになります。
特に昇り詰めていく過程においては、学びの連続ですので、「信じて継続する」強い信念が夢を支える最重要項目になることでしょう。