一旦ホテルで休憩後、イタリア建国に関する重要史料を見学できるということで、カヴール通りからヴェネツィア広場の方へ徒歩で向かいました。
ローマは比較的こじんまりとした街ですので、全然歩けます。むしろ通るバスはほぼ満員のようで、時間も読めないということもあり、全く利用しませんでした。
ところでビックリですね。歩いていると普通にコロッセオが道の奥に出現しました。
「えっ」ですよね。さら道を進むと一番上の画像であるフォロロマーノが普通にそこに存在しています。ローマは本当に凄い街です。
そして何故か知り合いが突然目の前に現れ、挨拶してきました。
「あれ???」
なんとコーチングの同期生と偶然出会ったのです。そしてそのまま一緒にヴェネツィア広場の方へ。
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂です。
こんな建物や光景がどこにでもあるのがローマです。街全体が美術館という印象。
特に観光に来た訳ではないので、観光地に向かう意思は全くないのですが、歩いていると普通に凄い歴史的な建物が目の前にあるという、不思議な光景。
ここから数分の場所に見学予定の建物があるということなので、さらに奥に進んでいきます。
イタリア建国に関する機密文書
その後コーチングの仲間たちと合流し、待ち合わせ場所にいるとルッフォロ大佐が現れ、本日の見学場所へと案内されます。
どうやら?政府の建物のようで、パスポートチェックや持ち物検査等の厳重なセキュリティチェックを受けます。
ここでイタリアの歴史から建国、そして騎士団の歴史も含めて多くの機密文書を直接拝見し、多くの学びを得ました。
またガリレオの小部屋や、物凄い美術品や壁画等も鑑賞し、一般人では絶対に入れない、見れない貴重な体験をさせて頂きました。本当に感謝しかないですね。
見学が終わるともう夜でしたので、コーチングの同僚たちとイタリアン・ディナーを食べにいき、情報交換も含めて有意義な時間を過ごさせていただきました。
夕食後は、既に結構遅い時間でしたので、明日もスケジュールでぎっしりですので、そのままホテルに向かいます。23時過ぎの時間帯でしたが、特に危ない雰囲気もなく、ホテルまで20-30分くらいの道のりを歩いて帰りました。
ローマは観光客が多いので、特に道を外れない限りは安全だと思います。
モンティパレスホテルでの朝食
9/29(土)の朝です。
イタリアは朝食付きのホテルが多いようです。ホテルのランクによって、朝食のグレードもだいぶ変わるようですが、四つ星ホテルであるモンティパレスホテルは最高でしたね。
生ハムやチーズ各種も絶品で、ジュースやフルーツも新鮮。食文化が栄えている場所って本当にいいですね。本場のエスプレッソもしっかりいただきました。
騎士団の年次総会へ
9/29(土)はイタリア王家騎士団の年次総会がありました。
実はこの日は時間配分を誤ってしまい、到底開始時間には着かない状況に陥ってしまいました。仕方がないので、知り合いに遅刻する旨の連絡を入れました。
地下鉄B線からA線へと乗り継ぎ、駅から走ってようやくたどり着いたのですが、なんと!時間が過ぎていたにも関わらず、何も始まっていませんでした(笑)
というか、到着していない人もたくさんおり、結局始まったのは1時間後です(笑)
イタリア王子が到着したのも、本当に始まる直前でした。
「これがイタリアか」(笑) 日本は本当に時間にキチキチですので、実はそれだけで見えないストレスを抱えているかもしれない、ここにいると本当にそう思えてきます。
※もちろん時間に正確な日本の方が好きではありますが。
オススメのイタリアン・ジェラートのお店
総会が終わると、一旦解散。
夜には宮廷晩餐会がありますので、それまで休憩となります。
コーチングの仲間が前日に地元の人から「ローマで一番美味しいというイタリアンジェラートのお店」を聞いた、とのことで、そのお店に皆で向かいました。
ちょうど隣の駅だったので、ベストなロケーションでした。
地下鉄A線のVittorio Emanuele駅。テルミニ駅の隣です。そこから数分以上歩いた場所にあるのが、「Gelateria Fassi(ジェラテリア・ファッシ)」です。
ここは観光地ではないため、お客さんのほとんどが地元の方々でした。よって価格もリーズナブル。観光地は高いですね、しかも小さい。
ここは大きくて安くて、美味しいです(笑) やはり地元の中にあるお店こそが本物と言えます。
ところで、この辺りはそれほど治安は良くありません。移民の町でしょうか。ちょっと雰囲気が違いますね。私も海外在住歴があるので、その辺の「気」の違いはすぐに察します。
女性一人や男性であっても夜はどうか、と思いましたので、一応ご注意ください。
職人の工房巡り
皆と別れた後は、私個人の目的である、職人の工房やショップを視察させて頂きました。ローマには小さな職人工房がたくさん点在しています。
作るものは違っても職人の技は、相互に影響を与えます。多くの技術は結構な参考になるものです。
その後、モンティパレスに戻り、しばし休憩。
そして晩餐会へ(つづく)