日も暮れる時刻となり、晩餐会の準備をして、外へ出ました。
日本国内の晩餐会は大概は高級ホテルで行われ、着替える部屋がしっかりとあるのですが、ここイタリアにはないとのこと。
たしかに海外VIPなどは、何かの授賞式等にリムジン等で乗り付け、衣装のまま会場入りしますよね。あれが海外のスタイルなのでしょう。だから日本みたいに私服で来て現地で着替える、という感じではありませんでした。
萌さんからも「皆さん、ホテルで着替えてから集合してください」ということでしたが、「さて、どうしようか」と。タクシーだとローマは渋滞もありますし、かといって燕尾服で歩くのもなー。
しかしやはり歩いて会場入りすることにしました。(これが後で大正解だったと判明します)
燕尾はちょっと恥ずかしいので、上着を手に持ち、シャツ姿で歩けば、夜ということもあって、全く問題ありませんでした。しかも前日に歩いての距離を計算していましたので、僅か15分で着けることも知っていました。
幻想的なローマの夜景
しかし、それにしてもローマは夜も綺麗です。
趣のある建物や石畳の道。歴史のある街がライトアップされると、もうそこは幻想の世界。歩いているだけで大感動です。
晩餐会の会場はコロンナ宮殿です。しかし会場は分かっても入口がどこにあるやら(笑)
時間もまだあったため、周囲を一周し、探してみることに。
すると昨日見かけたイタリア王子のベンツが!!!「お、やはりここか」ということで、ようやく入口に到着。
日本テレビのグレート・コネクションに
今回の晩餐会の模様は、2018年10月24日(水)日本テレビのグレート・コネクションで放映されました。
<禁断の王家騎士団晩餐会に初潜入!!>ってやつですね。
ゴールデンタイムの人気企画番組ですので、ご覧になられた方も大勢いらっしゃると思います。
丁度王子の到着と同時刻に会場入りしたため、撮影とばったり会ってしまいました。
▲矢印が私です。▼
▲前日に政府の建物を案内していただいたルッフォロ大佐です。しっかりインタビューされていました。
ところで、各自のホテルからタクシーでコロンナ宮殿に向かった人たちは、全員ウェルカムドリンクに遅刻してしまったようです。この日はローマでサッカーの試合もあり、タクシーがないばかりでなく、大渋滞だったようで。
私は歩いてきたので、時間よりも早く着いただけでなく、ローマの美しい街並みを堪能できたので、結果最高の決断となったことが後から分かりました。
まるで別世界のコロンナ宮殿内部
とにかく圧倒されます。テレビの画面からでもその凄さは分かったと思いますが、ライブはさらに凄いですね。
「果たして自分は今、どこにいて何をやっているのか? これは本当に現実なのか?」そんな錯覚に陥るほどの別世界の美しさ。
▼苫米地英人博士とも一番いい場所で、ツーショットいただきました。
イタリア王子の言葉とともに王家晩餐会が幕を開けます。
料理は想像していたよりも、かなりラフです。盛り付けはもっとラフでした(笑)
実はほとんどがグチャグチャで、一番まともな盛り付けを他の人が食べる前に撮らせていただいたものです。というのも、お皿ごとサーブされるものではなく、大きな入れ物からその場で皿に並べるので、そのような結果になったと思います。
食事が一通り済むと、皆席を立ち、他の出席者たちと交流を始めます。
私も多くの騎士団員と新たな関係を築かせていただきました。このような場所に出向くことにより、一気にハイグレードな知人が増えます。とにかく参加者が皆凄い肩書を持っていますので。
晩餐会が終わったのは深夜です。
翌日もバチカンでのミサに出席のため、終了後は早めに退場。再び15分歩いてホテルに戻りました。
(つづく)